ランサーズには「パッケージ」というスキル出品機能がある。自分の得意なことをサービスとして商品化し、価格や納期を自分で設定して販売できる仕組みだ。
通常の案件応募型とは違い、待っているだけで発注者から相談が届くのがパッケージの大きな魅力。しかし「やり方がわからない」「何を出品すればいいかわからない」と悩んでいる初心者も多いのではないだろうか。
この記事では、ランサーズのパッケージ出品の具体的な手順から、売れるパッケージを作るためのコツまで、ステップごとにわかりやすく解説していく。

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ランサーズのパッケージ機能とは?
ランサーズのパッケージとは、自分のスキルや経験をあらかじめ「商品」として出品できる機能のこと。サービス内容・納期・価格を自分で設定して公開し、発注者が気に入れば直接購入してもらえる。
通常のプロジェクト方式では「案件を探す→提案する→選ばれる」という流れだが、パッケージ方式は「出品して待つ→発注者から相談が来る→受注する」という逆の流れになる。営業が苦手な人でも取り組みやすい仕組みだ。
パッケージ出品のメリット
- 350種類以上のカテゴリから自分に合ったジャンルで出品できる
- 価格・納期・サービス内容を自分で自由に設定可能
- 提案文を書く手間がなく、出品するだけでOK
- 複数のプラン(ベーシック・スタンダード・プレミアム等)を設定できる
- ポートフォリオとしても活用でき、実績アピールに繋がる
パッケージ出品の具体的な手順(5ステップ)
それでは、実際にパッケージを出品する手順を見ていこう。初めてでも迷わないよう、ステップごとに解説する。
ステップ1:出品管理ページにアクセスする
ランサーズにログインしたら、マイページ左側のメニューから「出品管理」をクリックする。受付中のパッケージ一覧画面が表示されるので、右上にある「出品する」ボタンを押して新規パッケージの作成画面に進む。
ステップ2:タイトルとカテゴリを設定する
パッケージのタイトルは「〇〇をします」という形式で設定するのが基本。たとえば「SEOに強いブログ記事を作成します」「ロゴデザインを作成します」のように、何をしてもらえるかが一目でわかるタイトルにしよう。
記事作成のパッケージを出す場合は、SEOライティングの基本を本で押さえておくと、サービス内容の説明にも説得力が出ます。
カテゴリは350種類以上から選択できる。自分のスキルにもっとも近いカテゴリを選ぶことで、関連キーワードで検索した発注者の目に留まりやすくなる。
ステップ3:料金プランを設定する
パッケージでは複数のプランを設定できる。たとえば以下のような3段階の構成が一般的だ。
| プラン名 | 内容例 | 価格例 |
|---|---|---|
| ベーシック | 記事1本(2,000文字) | 5,000円 |
| スタンダード | 記事1本(3,000文字)+構成案 | 8,000円 |
| プレミアム | 記事1本(5,000文字)+構成案+画像選定 | 15,000円 |
価格設定のコツは、手数料16.5%を差し引いた手取り額を先に計算してから決めることだ。手取りで5,000円欲しいなら、5,000÷0.835=約5,989円が出品価格の目安になる。
ステップ4:業務内容と注文時のお願いを入力する
業務内容には、具体的にどんなサービスを提供するのかを詳しく書く。発注者が安心して購入できるよう、以下のポイントを押さえておこう。
- 提供するサービスの範囲(何をやるか・何はやらないか)
- 納品物の形式(Word、PDF、PSDなど)
- 修正対応の回数(無制限は避けたほうがよい)
- 納期の目安
- 自分の実績やスキル
「注文時のお願い」には、発注者に事前に伝えてほしい情報を記載する。たとえばライティングなら「テーマ」「ターゲット読者」「参考サイト」「文字数の希望」などを聞いておくとスムーズに作業に取りかかれる。
ステップ5:画像を設定して公開する
パッケージには表示用の画像や動画を設定できる。サムネイル画像はクリック率を大きく左右するため、目を引くデザインにすることが重要だ。Canvaなどの無料ツールを使えば、デザインスキルがなくても見栄えの良い画像を作れる。
Canvaの操作に慣れていない方は、解説本を手元に置いておくとサムネイル作りがスムーズです。
すべての必須項目を入力したら「完了」ボタンを押せばパッケージが公開される。公開後もいつでも内容を編集できるので、まずは出してみて反応を見ながら改善していくのがおすすめだ。

売れるパッケージを作るための5つのコツ
出品するだけでは注文は入りにくい。ここでは、実際に売れているパッケージに共通するポイントを5つ紹介する。
コツ1:タイトルに具体的なメリットを入れる
「記事を書きます」よりも「SEO対策済みの記事を3日以内に納品します」のほうが、発注者にとってメリットが明確で選ばれやすい。何ができるか、どんな強みがあるかをタイトルに盛り込もう。
コツ2:実績や専門性をアピールする
業務内容の欄に、過去の実績や保有資格、専門分野を記載する。「〇〇業界で3年の実務経験あり」「月間50本の記事を執筆中」といった具体的な数字があると信頼度が上がる。
コツ3:サンプルを用意する
可能であれば、過去の制作物や納品サンプルを掲載しよう。発注者は実物を見て判断するため、サンプルがあるかないかで成約率が大きく変わる。
コツ4:低価格からスタートして実績を積む
最初は相場より少し安めの価格でスタートし、レビューと実績を積み上げるのが効果的だ。高評価のレビューが増えると検索順位も上がり、自然と注文が入りやすくなる。実績がついてきたら段階的に価格を引き上げていこう。
コツ5:プロフィールを充実させる
パッケージだけでなく、ランサーズのプロフィールページも重要だ。自己紹介文、スキル、ポートフォリオ、本人確認バッジなどが充実しているほど信頼度が高まり、パッケージの成約率にも影響する。
パッケージ出品でよくある失敗とその対策
失敗1:修正回数を無制限にしてしまう
修正無制限にすると、際限なく修正を求められるリスクがある。「修正2回まで無料」「3回目以降は追加料金」のように明確なルールを設けておくことで、トラブルを防げる。
失敗2:対応範囲が曖昧
「何でもやります」は一見親切に見えるが、期待値のズレからトラブルに発展しやすい。やること・やらないことの線引きを明確に記載することが大切だ。
失敗3:価格設定が安すぎる
安すぎる価格は「品質が低いのでは」という印象を与えかねない。実績を積む初期段階でも極端な安売りは避け、適正価格を意識しよう。
パッケージ出品でもシステム手数料は16.5%(税込)かかる。手取り額を計算したうえで価格を設定しよう。
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よくある質問(Q&A)
Q. パッケージの出品数に上限はある?
記事執筆時点では、パッケージの出品数に上限はない。複数のスキルを持っている人は、それぞれ別のパッケージとして出品できる。ジャンルの異なるサービスを複数出品することで、受注チャンスが広がるだろう。
Q. パッケージはいつでも編集・取り下げできる?
公開中のパッケージはいつでも内容の編集や非公開(取り下げ)が可能だ。価格変更や説明文の修正も自由にできるので、まずは出品して市場の反応を見ながら調整していくのがおすすめ。
Q. パッケージとプロジェクトはどちらが稼ぎやすい?
一概にどちらが稼ぎやすいとは言えないが、パッケージは自分のペースで進められる反面、集客力はプラットフォーム頼みになる。プロジェクトは案件数が多いがライバルも多い。両方を併用して収入の柱を増やすのがよいだろう。
Q. パッケージの購入者とのやりとりはどう進む?
発注者がパッケージを購入すると、ランサーズのメッセージ機能で直接やりとりが始まる。要望のヒアリング→作業→納品→検収という流れで、プロジェクト方式と基本的に同じだ。
Q. パッケージの評価(レビュー)はどうやってもらえる?
取引が完了した後、発注者がレビューを投稿できる仕組みになっている。高評価レビューを増やすためには、丁寧なコミュニケーション、納期厳守、期待以上の成果物を心がけることが大切だ。レビュー数が増えると検索順位にも好影響がある。
Q. パッケージの検索順位を上げるにはどうすればいい?
ランサーズのパッケージ検索順位は、レビュー数・評価・返信速度・プロフィール充実度などが影響するとされている。出品直後は上位に表示されやすい傾向があるため、最初の数件をしっかりこなして高評価を獲得することが重要だ。また、タイトルや説明文に検索されやすいキーワードを自然に盛り込むことも効果的である。
Q. パッケージで人気のあるカテゴリは?
ランサーズのパッケージで人気が高いカテゴリとしては、Webライティング、ロゴ・バナーデザイン、動画編集、翻訳、Web制作、SNS運用代行などが挙げられる。ただし、人気カテゴリはライバルも多いので、自分の専門性を活かしたニッチなカテゴリで差別化を図るのも有効な戦略だ。
デザイン系での出品を考えている方は、バナー制作の考え方を本で学んでおくと、サンプル作りに役立ちます。
まとめ
ランサーズのパッケージ出品は、自分のスキルを商品化して待ちの姿勢で受注できる便利な機能だ。出品の手順自体はシンプルで、タイトル設定→料金プラン→業務内容→画像設定→公開の5ステップで完了する。
売れるパッケージにするためには、具体的なメリットをタイトルに盛り込むこと、実績をしっかりアピールすること、サンプルを用意することが重要だ。最初は低価格で実績を積み、レビューが集まってきたら段階的に単価を上げていこう。

参考:ランサーズ公式 – パッケージ出品について|ランサーズヘルプ – パッケージ出品方法
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