AI画像生成ツールの進化により、デザインの専門知識がなくても高品質な画像を作れる時代になった。中でもMidjourney(ミッドジャーニー)は、テキストの指示(プロンプト)だけで驚くほどクオリティの高い画像を生成できるツールとして注目を集めている。
「絵が描けないから画像系の副業は無理」と思っていた人にとって、Midjourneyは大きなチャンスだ。ストックフォト販売、SNS用画像制作、デザイン素材の販売など、AI画像を活用した副業の幅は広がり続けている。
この記事では、Midjourneyを使って副業で稼ぐための具体的な方法、始め方、販売のコツ、そして注意すべきポイントを解説していく。

Midjourneyとは
テキストから画像を生成するAIツール
Midjourneyは、テキスト(プロンプト)で指示を出すと、その内容に沿った画像をAIが自動生成するサービスだ。「東京の夜景、サイバーパンク風、ネオンライト」のように、イメージを言葉で伝えるだけで、数十秒~数分で画像が完成する。
料金プラン
Midjourneyは記事執筆時点で無料プランを提供していない。有料プランは以下の4つ。詳細は公式サイトで確認してほしい。
- Basic(月額10ドル・約1,500円):月に約200枚程度生成可能。個人での試用に適している
- Standard(月額30ドル・約4,500円):Relaxモードで無制限生成が可能。副業で本格利用するならこのプランから
- Pro(月額60ドル・約9,000円):ステルスモードで非公開生成が可能。大量のGPU時間が必要な業務用途向け
- Mega(月額120ドル・約18,000円):ヘビーユース向けの最上位プラン
まずはBasicプランで始めて、稼げる目処が立ってからアップグレードするのが賢い選択だ。年払いにすれば割引が適用されるため、継続利用が決まったら切り替えを検討しよう。
プロンプトの書き方を基礎から学びたい方は、画像生成AIの解説本が参考になります。
Midjourneyで稼ぐ具体的な方法
1. ストックフォトサイトで販売する
Midjourneyで生成した画像を、PIXTAやAdobe Stockなどのストックフォトサイトにアップロードして販売する方法だ。ダウンロードされるたびに報酬が発生するストック型の収入が魅力。
ジャンル選定が重要で、ビジネス・テクノロジー・医療・季節イベントなど需要が安定しているカテゴリを狙うとよい。ストックフォトサイトの「人気カテゴリー」「検索トレンド」を確認して、ニーズの高いジャンルを把握しよう。
ただし、ストックフォトサイトによってAI生成画像の取り扱いルールが異なるため、利用規約を必ず確認すること。AIで生成した画像であることの申告を求められるケースもある。
2. SNS用の画像素材を制作・販売する
企業や個人事業主のSNS投稿用画像を制作する副業もある。InstagramやX(旧Twitter)用のアイキャッチ画像、バナー画像などを、Midjourneyで生成した素材をベースにCanvaなどで仕上げるというフローだ。
月額定額パッケージとして「月20~30枚のSNS用画像を提供」というサービスを設計すれば、安定したストック型収入が見込める。
仕上げの加工にCanvaを使う方は、操作をまとめた解説本が1冊あると作業の迷いが減ります。
3. ブログやWebサイトのアイキャッチ画像制作
ブログ運営者やWebサイト制作者向けに、記事のアイキャッチ画像を制作するサービスだ。記事のテーマに合った画像をMidjourneyで生成し、テキストを乗せるなどの加工をして納品する。1枚あたり数百円~数千円の設定が一般的で、大量に受注すればまとまった収入になる。
4. プリントオンデマンドでグッズ販売
Midjourneyで生成したイラストやデザインを、Tシャツ、マグカップ、スマホケースなどのグッズにプリントして販売する方法だ。SUZURIやBASEなどのプリントオンデマンドサービスを使えば、在庫リスクなしで始められる。

5. AIアート作品の販売
AIが生成したアート作品を、ETSYやminneなどのハンドメイドマーケットでデジタルアートとして販売する方法もある。壁紙用の高解像度画像やポスター用のアートプリントなど、作品としての価値を打ち出して販売しよう。
6. プロンプト販売
Midjourneyで高品質な画像を出力するためのプロンプト(指示文)自体を販売する方法もある。PromptBaseなどのプロンプトマーケットプレイスや、noteでの販売も可能だ。再現性の高いプロンプトは需要がある。
Midjourneyで質の高い画像を作るコツ
プロンプトは具体的に書く
「きれいな風景」のような漠然とした指示ではなく、「朝焼けの富士山、手前に湖、空に雲、写真風、4K解像度」のように具体的なキーワードを組み合わせるほど、イメージ通りの画像が生成されやすい。画風(写真風・イラスト風・油絵風など)の指定も忘れずに。
ネガティブプロンプトを活用する
「テキストなし」「人物なし」「ぼかしなし」のように、画像に含めたくない要素を指定する「ネガティブプロンプト」も効果的だ。不要な要素を排除することで、よりクリーンな画像が得られる。
アスペクト比を用途に合わせる
「–ar 16:9」でワイドスクリーン、「–ar 1:1」で正方形、「–ar 9:16」で縦長のSNS用など、用途に応じたアスペクト比を指定しよう。ストックフォト用なら横長が使いやすい。
Midjourney副業の注意点
- 著作権の問題:AI生成画像の著作権については法整備が進行中だ。商用利用する場合はMidjourneyの利用規約を確認すること。有料プランでは商用利用が認められているが、条件がある場合もある
- 既存作品の模倣に注意:特定のアーティストやキャラクターの名前をプロンプトに含めると、著作権や商標権の侵害リスクがある。オリジナルの表現を心がけよう
- ストックフォトサイトのルール確認:各サイトでAI画像の受け入れポリシーが異なる。出品前にルールを確認し、AI生成であることの申告が必要な場合は正直に対応する
- 品質管理を怠らない:AIが生成した画像にも、不自然な部分(指の本数、文字の歪みなど)が含まれることがある。納品前に必ず目視でチェックしよう

Midjourney副業に関するQ&A
Q. デザイン経験がなくてもMidjourneyで副業できる?
A. できる。Midjourneyはテキスト指示で画像を生成するツールなので、デザインソフトの操作スキルは不要だ。ただし、売れる画像を作るためには構図や配色の感覚を磨く必要があるので、画像素材のトレンドをチェックする習慣をつけよう。
構図や配色の基本は、デザインの入門書で一度押さえておくと画像選びの判断がしやすくなります。
Q. Midjourneyで生成した画像の商用利用は可能?
A. 有料プランに加入していれば、基本的に商用利用が認められている。ただし利用規約には条件がある場合もあるため、公式サイトで最新の規約を確認してほしい。無料トライアル中に生成した画像の商用利用は制限されることがある。
Q. どれくらいの収入が見込める?
A. 副業の形態によって大きく異なる。ストックフォト販売であれば、数百枚の画像をアップロードして月に数千円~数万円程度の収入が見込める場合がある。SNS用画像の制作代行であれば、1クライアントあたり月数万円の継続収入も可能だ。ただし個人差が大きいため、まずは小さく始めて感触を掴むのがよい。
Q. Midjourney以外のAI画像生成ツールはある?
A. Stable Diffusion(オープンソースで自由度が高い)、DALL-E 3(OpenAI・ChatGPTから利用可能)、Adobe Firefly(Adobe製品との連携が強み)などがある。それぞれ特徴が異なるので、用途に応じて使い分けるのもよい。
Q. 画像を大量に生成するコツは?
A. プロンプトのテンプレートを作っておき、キーワードだけ変えて効率的に量産する方法がある。たとえば「○○のビジネスシーン、明るい照明、写真風」というテンプレートの「○○」の部分を「オフィス」「カフェ」「会議室」と差し替えるだけで、統一感のある画像シリーズが作れる。
Midjourney副業をもっと深掘りQ&A

Q. Midjourneyで生成した画像に人物の顔が含まれる場合の注意点は?
AI生成の人物画像をストックフォトで販売する場合、実在の人物に似てしまうリスクがある。ストックフォトサイトによっては、AIで生成した人物画像の投稿を制限している場合もあるので、各サイトの規約を事前に確認しよう。風景やテクスチャ、抽象的なデザインなど、人物以外のジャンルから始めるのが安全だ。
Q. Midjourneyの画像をそのまま販売してもいい?
有料プランなら基本的に商用利用が認められているが、そのまま販売するよりもCanvaやPhotoshopなどで加工・編集を加えた方が付加価値が出る。テキストを追加したり、複数の画像を組み合わせたりすることで、オリジナリティのある商品に仕上がる。
まとめ
Midjourneyを活用したAI画像生成の副業は、初期費用が少なく、デザイン未経験者でも始められる魅力的な選択肢だ。ストックフォト販売、SNS画像制作、グッズ販売など、さまざまな稼ぎ方がある。
成功のカギは、ニーズの高いジャンルを見極めること、プロンプトのスキルを磨くこと、そして品質を妥協しないことだ。まずはBasicプランから始めて、AI画像副業の可能性を体感してみよう。

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