「確定申告って税務署に行かなきゃいけないんでしょ?」と思っていませんか。実はスマホでe-Taxを使えば、ソファーに座りながら30分で終わります。
副業の確定申告に不安を感じている方に、スマホでのe-Tax手順をわかりやすくお伝えします。初めてでも迷わないように、具体的な操作手順とよくある落とし穴まで網羅しました。

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結論:スマホとマイナンバーカードがあれば、自宅で確定申告が完結する
副業の確定申告は、スマホだけで完結できます。e-Tax(電子申告)を使えば、自宅から30分〜1時間で申告が終わります。(最新情報は国税庁公式サイトで確認できます)
「え、スマホで本当にできるの?」と思うかもしれませんが、国税庁の確定申告書等作成コーナーはスマホ対応が年々改善されています。画面も見やすく、入力項目もガイド付きで進められます。実際に使ってみると「こんなに簡単なのか」と驚く方がほとんどです。
スマホでe-Tax確定申告に必要なもの
事前に準備物をチェックしておきましょう。当日になって「あれがない」と慌てないよう、前日までに全て揃えておくのがコツです。
| 必要なもの | 詳細 |
|---|---|
| マイナンバーカード | ICチップ読み取りに必要。通知カードでは不可 |
| スマートフォン | NFC対応のiPhoneまたはAndroid |
| マイナポータルアプリ | App Store/Google Playからインストール |
| 源泉徴収票 | 本業の会社から12月〜1月に届く |
| 副業の収入がわかる書類 | 支払調書、報酬明細、通帳の記録など |
| 経費の領収書・明細 | 経費として計上する支出の記録 |
| 還付金の振込先口座 | 本人名義の銀行口座 |
マイナンバーカードの暗証番号を確認しておこう
意外と忘れがちなのが暗証番号です。e-Taxで使う暗証番号は2種類あります。
- 利用者証明用電子証明書のパスワード:数字4桁(ログイン時に使用)
- 署名用電子証明書のパスワード:英数字6〜16桁(申告書送信時に使用)
5回連続で間違えるとロックされます。ロック解除には市区町村の窓口に行く必要があるので、パスワードがわからない場合は先に確認しておきましょう。

スマホでe-Tax確定申告の手順
ステップ1:国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセス
スマホのブラウザから「確定申告書等作成コーナー」にアクセスします。「作成開始」→「e-Taxで提出(マイナンバーカード方式)」を選択してください。SafariまたはChromeの最新版を使うとスムーズに動作します。
ステップ2:マイナンバーカードで認証
マイナポータルアプリを起動し、マイナンバーカードをスマホにかざして認証します。カードの位置を少しずらすとスムーズに読み取れることがあります。iPhoneの場合はカードの上半分にスマホの上部を重ねると反応しやすいです。
ステップ3:給与所得を入力
本業の源泉徴収票の内容を入力していきます。支払金額、源泉徴収税額、社会保険料などを転記します。源泉徴収票の数字をそのまま写すだけなので、迷うことはほとんどありません。
入力する項目と、源泉徴収票上の位置を確認しておきましょう。
| 入力項目 | 源泉徴収票での位置 |
|---|---|
| 支払金額 | 左上の「支払金額」欄 |
| 源泉徴収税額 | 「源泉徴収税額」欄 |
| 社会保険料等の金額 | 「社会保険料等の金額」欄 |
| 生命保険料の控除額 | 「生命保険料の控除額」欄(あれば) |
| 住宅借入金等特別控除の額 | 「住宅借入金等特別控除の額」欄(あれば) |
ステップ4:副業の所得を入力
副業の所得は「雑所得」(年間300万円以下の場合が多い)または「事業所得」(開業届を出している場合)で入力します。収入金額から経費を差し引いた金額が所得になります。
雑所得と事業所得の違い
| 項目 | 雑所得 | 事業所得 |
|---|---|---|
| 開業届 | 不要 | 必要 |
| 青色申告 | 不可 | 可能(最大65万円控除) |
| 損益通算 | 不可 | 可能(赤字を給与所得と相殺) |
| 帳簿 | 簡易な記録でOK | 複式簿記が必要(青色65万円控除の場合) |
| 向いている人 | 副業収入が小さい人 | 本格的に事業をしている人 |

ステップ5:控除を入力
社会保険料控除、生命保険料控除、ふるさと納税(寄附金控除)などを入力しましょう。特にふるさと納税をしている方は、寄附金受領証明書を手元に準備しておいてください。マイナポータル連携を使えば、ふるさと納税の情報が自動で取り込まれることもあります。
副業でよく使う経費の具体例
「何が経費にできるのかわからない」という方のために、副業別の経費例をまとめました。
| 副業の種類 | 経費にできるもの |
|---|---|
| ブログ・アフィリエイト | サーバー代、ドメイン代、テーマ購入費、書籍代、Wi-Fi料金の一部 |
| 動画編集 | 編集ソフト代、PC周辺機器、撮影機材 |
| Webライティング | 取材交通費、参考書籍代、通信費の一部 |
| せどり・転売 | 仕入代、梱包資材、送料、ツール利用料 |
| プログラミング | 開発ツール代、技術書、オンライン学習サービス費 |
経費の計上は「副業に直接関係する支出」であることが条件です。プライベートと兼用のもの(スマホ代、電気代など)は、副業に使った割合だけ経費にできます(家事按分)。
ステップ6:住民税の徴収方法を選択
副業がバレたくない場合は「普通徴収(自分で納付)」を必ず選択してください。ここを忘れると会社に副業分の住民税が通知されます。
住民税の徴収方法は確定申告書の第二表にある「住民税に関する事項」で選択します。「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れるだけでOK。ただし、自治体によっては普通徴収を選んでも特別徴収に切り替えられるケースがあるため、100%安全とは言い切れません。心配な方は、お住まいの自治体の税務課に確認しておきましょう。
ステップ7:内容確認→送信
入力内容を確認し、問題なければe-Taxで送信。完了画面が表示されれば申告完了です。送信後に受付番号が表示されるので、スクショを撮っておきましょう。

副業の確定申告が必要な人の条件
| 条件 | 確定申告 |
|---|---|
| 副業の所得(収入−経費)が年間20万円超 | 必要 |
| 副業の所得が年間20万円以下 | 所得税は不要(住民税の申告は必要) |
| 副業先で源泉徴収されている | 還付を受けたいなら申告したほうがお得 |
| 医療費控除やふるさと納税を使いたい | 確定申告が必要 |
「20万円以下なら申告不要」の落とし穴
よく「副業所得20万円以下なら確定申告不要」と言われますが、これは所得税の話です。住民税の申告は別途必要になるので注意してください。住民税の申告は市区町村の窓口で行います。この「住民税の申告漏れ」は非常によくあるミスなので、20万円以下でも住民税は忘れずに申告しましょう。
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e-Taxと紙申告の比較
| 項目 | e-Tax(スマホ) | 紙で申告 |
|---|---|---|
| 場所 | 自宅から | 税務署に行く必要あり |
| 所要時間 | 30分〜1時間 | 混雑時は数時間待ち |
| 還付金の振込 | 約2〜3週間 | 約1〜2ヶ月 |
| 書類の添付 | 省略可能 | 原本の提出が必要 |
| データ保存 | 自動で保存される | 自分でコピーを保管 |
e-Taxの最大のメリットは還付金の振込が早いことです。紙で申告すると1〜2ヶ月かかる還付金が、e-Taxなら2〜3週間で振り込まれます。副業の経費が多く、還付を受けられるケースでは特にe-Taxのメリットが大きいです。
よくある質問(FAQ)
Q. スマホだけで本当に確定申告できますか?
A. はい。記事執筆時点で、ほぼ全ての確定申告手続きがスマホで完結します。画面も見やすく改善されています。ただし、株式の譲渡損益など一部の申告はスマホ非対応の場合があるので、複雑な申告がある場合はPCの利用も検討してください。
Q. e-Taxの利用可能時間は?
A. 確定申告期間(2月16日〜3月15日)中は原則24時間利用可能です。メンテナンス時間を除きます。期間外でも利用可能ですが、深夜帯はメンテナンスで使えないことがあります。
Q. 確定申告書の控えは保存すべきですか?
A. はい。送信後にPDFで控えを保存できるので、必ず保存しておきましょう。住宅ローン審査などで使う場合があります。最低5年間は保管しておくのが安心です。
Q. 間違って申告した場合はどうすればいいですか?
A. 申告期限前なら「訂正申告」、期限後なら「修正申告」または「更正の請求」で訂正できます。焦らなくて大丈夫です。訂正申告は再度e-Taxから送信するだけなので、紙の手続きは不要です。
Q. マイナンバーカードがない場合は?
A. ID・パスワード方式でもe-Taxは利用可能ですが、事前に税務署で手続きが必要です。マイナンバーカードの取得を強くおすすめします。
Q. 会計ソフトと連携できますか?
A. freeeやマネーフォワード クラウドなどの会計ソフトはe-Taxとの連携機能を備えています。日頃から会計ソフトで帳簿をつけておけば、確定申告時のデータ入力が大幅に省力化できます。
Q. 副業の確定申告を税理士に依頼すべきですか?
A. 副業所得が数十万円程度なら自分でやった方がコスパが良いです。税理士への依頼は最低でも3〜5万円かかります。一方で、副業所得が100万円を超えるような場合は、税理士に相談する価値があります。節税のアドバイスだけでも依頼料以上の効果が期待できます。
まとめ:スマホe-Taxで確定申告のハードルは激下がり
- スマホ+マイナンバーカードで自宅から確定申告が完結
- 副業所得20万円超で確定申告が必要
- 住民税の徴収方法は「普通徴収」を選んで副業バレを防ぐ
- 還付がある場合、e-Taxなら2〜3週間で振り込まれる
- 20万円以下でも住民税の申告は必要(よくある見落とし)
- 経費はしっかり計上して節税する
- 控えのPDFは必ず保存しておく
日頃の経費管理にはfreeeやマネーフォワード クラウドを使うとe-Taxとの連携もスムーズです。面倒くさがらず、早めに済ませてしまいましょう。「確定申告が面倒」と思っている方ほど、一度スマホe-Taxを体験すると「もっと早くやればよかった」と感じるはずです。

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