ランサーズで何件提案しても全然通らない――その原因は、ほぼ特定できます。プロフィール、提案文、応募戦略のどこかに問題があるケースがほとんどです。
原因を一つずつ潰していけば、受注率のアップが期待できます。この記事では、提案が通らない7つの原因と、それぞれの具体的な対策を解説します。

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提案が通らない7つの原因
提案が通らない原因はパターン化されています。以下の表で、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
| 原因 | 影響度 | 改善の即効性 |
|---|---|---|
| 1. プロフィールが不十分 | ★★★★★ | 高い(今すぐ改善可能) |
| 2. 提案文がテンプレート | ★★★★★ | 高い |
| 3. 実績・評価が不足 | ★★★★☆ | 中程度(時間がかかる) |
| 4. 競争率の高い案件ばかり狙っている | ★★★★☆ | 高い |
| 5. パッケージ出品を活用していない | ★★★☆☆ | 高い |
| 6. 応募数が少ない | ★★★☆☆ | 高い |
| 7. スキルと案件のミスマッチ | ★★★☆☆ | 中程度 |
この7つの原因の中で、特にインパクトが大きいのが「プロフィール」と「提案文」です。この2つを改善するだけで、受注率が2〜3倍になるケースも珍しくありません。逆に言えば、プロフィールと提案文がダメなままでは、いくら応募数を増やしても結果は変わりません。
原因別の具体的な対策
対策1:プロフィールを徹底的に改善する
ランサーズはプロフィールの充実度が検索順位とスカウトに直結します。以下を完璧に整えましょう。
- プロフィール画像を設定(顔写真がベスト)
- 自己紹介文を充実させる(300〜500文字、具体的な実績入り)
- ポートフォリオを5件以上登録
- スキルを適切に設定
- 本人確認を完了
プロフィールの「NG例」と「OK例」
| 項目 | NG例 | OK例 |
|---|---|---|
| 自己紹介 | 「はじめまして。ライティングができます。よろしくお願いします。」 | 「Webライター歴3年、SEO記事を中心に200本以上の執筆実績があります。得意ジャンルは金融・転職・IT。検索1位獲得実績あり。」 |
| プロフィール画像 | アイコンなし / 風景写真 | 清潔感のある顔写真 / プロが撮影した写真 |
| スキル設定 | 「ライティング」のみ | 「SEOライティング」「WordPress入稿」「取材・インタビュー」など具体的に複数設定 |

対策2:提案文を案件ごとにカスタマイズする
「その案件のために書いた」と伝わる提案文が必要です。コピペ提案では、クライアントに見透かされます。
提案文の構成:
- 案件内容への理解と共感を示す
- 自分の関連経験・スキルをアピール
- 具体的なアプローチ提案(可能であれば)
- 納期と対応力の明示
- ポートフォリオへのリンク
提案文の具体的なテンプレート例
「テンプレートはダメ」と言いましたが、「構成のテンプレート」は持っておくべきです。以下のフレームワークに沿って、案件ごとに内容を変えて書くのが最も効率的です。
提案文のフレームワーク
①【共感・理解】「○○に関する記事の作成ですね。私も○○の分野で長く活動しており、ぜひお力になりたいと思い提案させていただきます。」
②【実績】「これまでに○○ジャンルの記事を○本以上執筆しており、検索1ページ目に表示された実績が○件あります。」
③【提案】「今回の案件については、○○というアプローチで進めたいと考えています。」
④【対応力】「平日は毎日作業可能で、○日以内の納品が可能です。修正も迅速に対応いたします。」
⑤【ポートフォリオ】「参考までに、類似ジャンルの執筆サンプルを添付いたします。」
対策3:パッケージ出品を活用する
ランサーズ独自の「パッケージ出品」は、自分のスキルを商品化して出品できる機能です。提案が通らないなら、逆に「クライアントから来てもらう」戦略に切り替えましょう。3段階の料金プランを設定して出品するのがコツです。
パッケージ出品で成功するためのポイントは以下の通りです。
- タイトルに「ベネフィット」を入れる:「SEO記事を書きます」ではなく「検索1ページ目を狙えるSEO記事を書きます」
- 3段階の料金プランを用意する:松竹梅の3プランで、真ん中が一番売れやすい(アンカリング効果)
- 実績・サンプルを充実させる:パッケージページにポートフォリオを必ず掲載
- 納期を明確にする:「○日以内に納品」と具体的に書く

対策4:競争が少ない案件を狙う
人気案件に群がるのではなく、以下のような案件を狙うと受注率が格段に上がります。
- 掲載から2〜3日経過しているが、まだ募集中の案件
- ニッチなジャンル(特定の業界知識が必要な案件)
- 「急募」「即日対応可能な方」の案件
- 予算が低めだが、継続案件の可能性がある案件
- 説明文が詳しく書かれている案件(クライアントが丁寧な人の可能性が高い)
対策5:認定ランサーを目指す
認定ランサーになれば、スカウトが増え、提案の通過率も大幅にアップします。認定条件を確認して、逆算して活動していきましょう(参考:フリーランス協会でフリーランスの働き方全般の情報も確認できます)。
認定ランサーになるために特に意識すべきポイントは以下の通りです。
- クライアントからの評価を5.0に近づける:丁寧な対応と期待を超える納品がカギ
- レスポンスの速さを維持する:メッセージ返信率も認定の評価基準に含まれる
- 一定以上の受注実績を積む:金額ベースでの実績も重要
- プロフィールの完成度を上げる:本人確認、電話確認は必須
対策6:応募数を増やす
初心者のうちは「数で勝負」する面もあります。1日3〜5件は提案を送りましょう。ただし、数だけ増やしても意味がないので、1件1件の提案の質は維持した上で数を増やすことが重要です。
対策7:スキルと案件のマッチングを見直す
自分のスキルと関係ない案件に応募しても、通過率は低いままです。以下の手順でマッチングを見直しましょう。
- 自分の得意分野・経験をリストアップする
- その分野で募集されている案件を探す
- 案件の要件と自分のスキルが50%以上マッチしているものに応募する
提案が通る人と通らない人の決定的な違い
提案が通る人には共通するパターンがあります。
| 項目 | 通る人 | 通らない人 |
|---|---|---|
| 提案の冒頭 | 案件への理解を示す | 「はじめまして」から始まる定型文 |
| 実績の示し方 | 具体的な数字と成果 | 「経験があります」の一言 |
| 付加価値の提案 | 案件を超えた提案がある | 「言われたことをやります」 |
| ポートフォリオ | 必ず添付 | 添付なし |
| レスポンス | 即日返信 | 数日後に返信 |
特に「レスポンスの速さ」は見落とされがちですが、クライアントからの評価に直結します。メッセージには24時間以内、できれば数時間以内に返信する習慣をつけてください。
初心者が最初の受注を勝ち取るコツ
初心者の場合、最初の1件を取るまでが最もハードルが高い部分です。以下のアプローチが有効です。
- まずはタスク案件で実績を作る:クラウドワークスのタスク案件で実績と評価を積む方法も効果的です
- 最初は相場より少し低めの単価で受ける:実績ゼロの段階では、価格で差別化するのも一つの戦略です
- 10〜20件は「練習」と割り切る:提案文を書くこと自体がスキルなので、数をこなすほど上達します
最初の1件を取った後にやるべきこと
最初の受注に成功したら、以下のことを徹底してください。これが2件目、3件目の受注につながります。
- 期待を超える品質で納品する:「この人にまたお願いしたい」と思ってもらうことが最優先
- 納期を守る(できれば前倒し):納期遅れは信頼を一発で失う行為
- 丁寧なコミュニケーション:報告・連絡・相談をきめ細かく
- 納品後に評価をお願いする:「お忙しいところ恐れ入りますが、評価いただけると幸いです」の一言を添える
- 継続案件の提案をする:「今後も同様の案件があれば、ぜひお声がけください」と伝える

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ランサーズとクラウドワークスの併用戦略
「ランサーズだけで仕事が取れない」なら、クラウドソーシングの選択肢を広げることも有効です。
| 比較項目 | ランサーズ | クラウドワークス |
|---|---|---|
| 案件数 | やや少ない | 多い |
| 単価傾向 | やや高め | 幅広い(低単価も多い) |
| パッケージ出品 | あり(強み) | なし |
| 認定制度 | 認定ランサー | プロクラウドワーカー |
| 手数料 | 16.5% | 20%(10万円以下) |
おすすめは「両方に登録して、案件を幅広く探す」方法です。ランサーズのパッケージ出品で「待ちの営業」をしつつ、クラウドワークスで積極的に案件に応募する、という二刀流が効率的です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 何件応募すれば1件受注できる?
初心者なら10〜20件に1件(受注率5〜10%)が目安です。プロフィールと提案文を改善すれば、5件に1件(受注率20%)まで上げられます。認定ランサーになると3件に1件(受注率30%以上)も現実的です。
Q2. 提案文の長さはどのくらいがベスト?
300〜500文字程度が適切です。要点が整理されていて読みやすい提案文が好まれます。長すぎると最後まで読んでもらえません。逆に100文字以下の短すぎる提案は「やる気がない」と判断されます。
Q3. 落選した案件のクライアントに再応募してもいい?
別の案件であれば問題ありません。同じ案件への再応募は避けましょう。むしろ、以前落選した案件と同じクライアントの別案件に応募する場合は、「以前も提案させていただいたのですが、今回の案件もぜひお力になりたいです」と一言添えると印象が良くなります。
Q4. ランサーズとクラウドワークス、どっちが仕事取りやすい?
初心者はクラウドワークスの方が案件数が多い分、取りやすい傾向にあります。ただし、ランサーズのパッケージ出品を活用すれば、クライアントから依頼が来る形で仕事を取ることも可能です。
Q5. 仕事が取れなくて諦めそう…
最初の10〜20件は「練習期間」です。提案文を書くこと自体がスキルなので、書けば書くほど上達します。この記事の改善策を全て実行してから、もう一度チャレンジしてみてください。多くの成功しているフリーランサーも、最初は何十件も落選した経験を持っています。
Q6. 単価を下げてでも受注すべき?
実績が少ない最初の5〜10件は、相場より少し低めの単価で受けるのもアリです。ただし、あまりに安すぎる案件(文字単価0.3円以下のライティングなど)は避けましょう。安すぎる案件はクライアントの質も低い傾向にあり、悪い評価をつけられるリスクもあります。
まとめ
- 提案が通らない原因の大半は「プロフィール」と「提案文」にある
- 提案文は案件ごとにカスタマイズが鉄則
- パッケージ出品で「待ち」の営業スタイルも取り入れる
- 競争率の低い案件を狙って受注確率を上げる
- 認定ランサーになれば仕事獲得の難易度は大幅に下がる
- 最初の1件を全力で成功させてリピーターに繋げる

提案が通らないのは、やり方を変えるだけで改善できます。この記事の対策を一つずつ実践して、ランサーズでの初受注を勝ち取りましょう。併せてココナラでスキルを出品するなど、複数の販路を持つこともおすすめです。
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